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鈴木俊一さんが、ある致し方ない理由により、2019年4月から国務大臣・東京オリンピック・パラリンピック競技大会担当大臣に再任されましたね。
今までに数々の要職を務めてきた鈴木俊一さんですが、父親も元首相を務めており、政治家家系となります。しかし、鈴木俊一さんの経歴を調べていると過去スキャンダルが発覚して、世間の評価は悪化していることがわかりました。
それにも関わらず、再度オリンピック大臣に任命されたので「なぜ再任されたのか?」という声もありますよね。今回は再任となった理由にも迫っていきますよ!
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鈴木俊一の父親は元首相鈴木善幸【画像】
鈴木俊一さんの父親は、なんと第70代の内閣総理大臣「鈴木善幸(ぜんこう)」でした。
1911年1月11日生まれであり、2004年7月19日に肺炎のため、93歳で亡くなられています。なお、亡くなられた後、「正二位・大勲位菊花大綬章」が贈られ、明治生まれの首相経験者としては、最後の生存者でした。
父親は、1947年の第23回衆議院議員総選挙で初当選を果たし、首相になるまでに下記の要職を務めています。
・郵政大臣
・内閣官房長官
・厚生大臣
・農林大臣
・自由民主党総務会長
・自由民主党総裁参考元:Wikipedia
また、内閣総理大臣になった時に、下記のような発言をしており、話題となりました。
「もとより私は総裁としての力量に欠けることを十分自覚している。しかし、その選考の本旨に思いを致し、総裁の大役を引き受ける決意をした。」
「カネを一銭も使わないで総裁になったのは、僕がはじめてじゃないか。」
参考元:Wikipedia
そして、2002年に長男の鈴木俊一さんが、環境大臣として初入閣を果たした際には、テレビカメラの前で自宅の炬燵にあたり、寝ころんでテレビの報道を見ながら「大臣になってうれしいよ。」と語っていました。
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鈴木俊一の経歴からスキャンダルが発覚!
鈴木俊一さんは、「早稲田大学教育学部」を卒業後、父親が勤務していた会社に就職しましたが、1985年から父親の秘書をしていましたが、鈴木俊一議員の経歴をおっているとスキャンダルが発覚。
鈴木俊一さんが代表を務める資金管理団体「清鈴会」の政治資金収支報告書には、2013年から2015年のガソリン代が合計1412万円となっていたそう…!
その後、1990年の父親の政界引退を機に、第39回衆議院議員総選挙で初当選を果たし、下記のような要職を歴任しています。
・国務大臣
・環境大臣
・外務副大臣
・厚生政務次官
・衆議院東日本大震災復興特別委員長
・衆議院厚生労働委員長
・衆議院外務委員長
・国民健康保険中央会会長参考元:Wikipedia
上記のように、要職を務める優秀な議員ですが、下記のように、多くの金銭に関するスキャンダルが発覚しています。
2000年の第42回衆議院議員総選挙直前に公共事業受注企業から690万円の献金を受けていた。
全国たばこ販売政治連盟・全国たばこ耕作者政治連盟のいずれかから2011年から2015年まで6年間で125万の資金提供を受けていた。
鈴木俊一さんが代表を務める資金管理団体「清鈴会」の政治資金収支報告書には、2013年から2015年のガソリン代が合計1412万円となっている。
参考元:Wikipedia
なお、3年間で地球33・8周分に相当する走行距離のガソリン代を計上していることについて、7台が1日250~300キロを走っていると説明しており、高額過ぎるとの反響があります。
鈴木俊一がオリンピック大臣再任になった理由
鈴木俊一さんは、辞任した桜田義孝さんの前のオリンピック担当相でしたが、再びの起用となりました。その理由は、桜田前大臣の度重なる失言や言い間違いによる大臣の資質が疑われ、決定的だったのは、被災地選出の自民党議員のパーティーで、「復興よりも議員が大切」とした発言ことでした。
この発言により、有権者、オリンピック関係者、そして、与野党の議員からも失望の声が上がりました。
野党からは、「議員の資格はないと思う。こういう被災地の方々に対する、冒とくする、傷つける発言というのは、議員の資格が問われると思って聞いた。」と言われています。
さらに、日本オリンピック委員会の竹田会長も、「大会まで500日を切った中での担当大臣辞任は残念」とコメントしており、多くの関係者から反響がありました。
そして、鈴木俊一さんは再任会見で、「桜田大臣の昨晩の発言ですが、やはり、大変不適切な発言だった。真の復興五輪となるように、仕事をしていきたい。」と意気込みを語っています。
また、安部総理大臣も下記のように語っており、今後のオリンピック開催まで信頼回復を期待しています。
「被災地・岩手の出身であり、復興五輪に強い思いを持っている鈴木さんに信頼を回復し、オリンピック・パラリンピックの成功を導いてもらいたい。」
参考元:テレ朝news
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まとめ
今回、国務大臣・東京オリンピック・パラリンピック競技大会担当大臣に再任した鈴木俊一さんについて調べてきました。父親は、元首相を務めた鈴木善幸さんであり、鈴木俊一も数々の要職を務めた優秀な政治家であることが分かりましたが、金銭に関するスキャンダルもあるので、少し心配な部分もあります。
しかし、大臣の資質を問われた桜田前大臣よりも、被災地・岩手の出身であり、復興五輪に強い思いを持っていると思うので、素晴らしいオリンピック・パラリンピックとなるように頑張ってもらいたいと思います。
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