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2017年6月1日にアメリカのパリ協定離脱は、全世界を動揺させています。

突然の離脱に、なぜ?とトランプ氏(現アメリカ大統領)への批判も集まっているのが現状です。

パリ協定は世界各国で協力しながら、努力していかなければならない地球温暖化対策を目的としてできたもの。

今回は、パリ協定はいったなどんな内容なのか、簡単に説明させていただき、パリ協定に加盟国が何か国か、京都議定書とパリ協定のちがいについて詳しくお伝えしていきたいと思います。

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パリ協定とは?

パリ協定ってどんな協定なのかご存知でしょうか。

私なりに調べて、簡単にわかりやすく説明していきたいと思います。

パリ協定とは?

2020年以降の温暖化対策を定めた国際協定のこと。温暖化防止対策の一つ。

つまり、何年も前から地球温暖化に関しては、世界中から問題視されて、環境汚染についても議論されてきている重大な問題です。

地球環境に関した温暖化対策として、全世界が関わってできた協定なんですよね。

パリ協定はすべての国が参加。2015年11月30日から12月13日までフランスのパリで開催された国連気候変動枠組条約 第21回締約国会議(COP21)により正式に採択されています。

パリ協定の目的、目標とすること

世界の平均気温の上昇を2℃(できれば1.5℃)以下に抑えることで気候変動を迎えるという目的

このことを主な目的として、それぞれの国が排出量削減の目標を作り、提出。達成させるために国内の対策をとっていくことを義務付けされています。

世界の平均気温の上昇を抑えることを目標とした政策になっています

お分かりいただけたでしょうか?

地球温暖化への深刻な問題を世界全体で取り組んでいる大切な協定だなと、私は感じています。

そして、全世界が協力して、努力しなければ、この大きな問題は解決に向かわないのではないかと感じます。

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加盟国は何か国?

加盟国についてですが、途上国も含むずべての国が参加、加盟しています。

国数は196か国。

2015年12月、18年ぶりに温暖化1.5℃内への努力が始まっていたところ、アメリカ合衆国、現大統領トランプ氏によるパリ協定離脱。

これにより、加盟国は動揺を隠せません。

なぜなら、アメリカはCO2などの温室効果ガスを排出量は全世界で2位。

現在、トランプ氏のパリ協定離脱に関して、アメリカは国際協定よりも自分の国の経済的利益を考え今回離脱表明をしたのではないかといいます。

パリ協定にも資金は必要です、そこでアメリカとしてはパリ協定(地球温暖化対策)よりもアメリカの利益をもっとあげたいのではないでしょうか。

また、大国のアメリカからの資金も減るとなると、パリ協定の存続にも大きな影響を与えます。

今まで、各国が努力し、地球温暖化にむけて対策を行なっているなか、アメリカの協力のない中、今後どうなっていくのか、全世界に不安がよぎっています。

パリ協定、温室効果ガス削減表

京都議定書との違い

パリ協定の場合はすべての国が温室効果ガス排出量の削減に努力して、5年ごとに温室効果ガスの削減状況を点検して、提出しなければなりませんが、

京都議定書先進国のみに、温室効果ガスの排出削減義務があります。なので途上国にはとくにこの義務はありません

これが、大きな違いとなります!

また、京都議定書の効果はあったのかといいますと、ありました!!

アメリカが参加して、温度上昇を2100年までに0.15℃改善したり、2.5cmの海面上昇を抑えたりする効果があったようです。これに一定の評価があったのは事実です。

パリ協定も締結されて、日本とアメリカが足並みをそろえて活動していたこともあったようで、今回現大統領トランプ氏の脱退には、前大統領オバマ氏も含め、非常に残念な声があがっています。

離脱後のパリ協定はいったいどうなていってしまうのか、今後のニュースにさらに注目していきたいと思います。

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